接近遭遇 - Close Encounters
毛利孝夫のフルCG幻想画廊
2012年6月29日金曜日
2012「立ち塞がるもの」
夕暮れ時の荒野を歩いていると
そこに立ち塞がるように浮いているものがあった
身体から魂が
ちょっとだけ浮き上がった気がした
2012年6月24日日曜日
2012「既視感」
光がハレーションをおこしたように
すべてがまばゆい朝の光景
この水や空気の感じはどこか懐かしい
DNAに眠る太古の記憶なのかもしれない
2012年6月20日水曜日
2012「侵入」
門のような奇妙な岩のをくぐると
そこには迷路のような世界が広がっている
宇宙船は果敢に
未知の世界へ突き進むのだ
2012年6月18日月曜日
2012「黄金の夢」
一人っきりになれる場所
そのベンチに座ってこちら側を向くと
どんな景色が見えるのかしら
黄金色の優しい光だけが
遥か遠くまで空から海へと
降り注いでいるのかもしれないねぇ
2012年6月7日木曜日
2012「虹」
螺旋状に延びている岩地の先に
虹が見える
虹とほとんど同じ高さにいるようだ
そこで彼女は何を思うのだろう
2012年6月2日土曜日
2012「幾何学模型の丘」
その人工的な物体が
いつからなぜそこに存在するのか
誰も知らないと言います
ザワザワと海岸に密集している
墓石群のような一帯も
それが何なのかはわかりません
水中に没している家が見えます
すべては海の藻屑と消える運命なのかもしれません
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