接近遭遇 - Close Encounters
毛利孝夫のフルCG幻想画廊
2011年8月24日水曜日
2011「夢の未来という夢」
かつての夢の未来は
夢のようにはならなかった
でもその夢は
今でもレトロさを身にまといながら
力強い生命力を秘めている気がするのだ
それがやっぱり夢だったとしても
2011年8月17日水曜日
2011「Two of Us」
巨大な城か砦かなにかの一部だろうか
細く真っすぐな空中の一本道の先には
海上にそびえる塔
その塔を突き抜けるようにして
先まで張り出している道の先端で
二人は何を見ているのだろう
2011年8月15日月曜日
2011「鎮魂の岬」
巨大なロウソクが点々と灯されている
鎮魂の岬
その祈りを受け止めるように
何か透明で丸い物体が
海の上にうっすらと浮かんでいる
今日は戦争が終った日
2011年8月13日土曜日
2011「奇岩島」
(Natural Version)
針のような切っ先鋭い岩が
重なるようにそびえる奇岩島
島は双子島のようで
その間は細い海の回廊になっているようだ
その暗闇への道が
ぼんやりと照らされた光の中で
口を開いている
(Dark Blue Version)
2011年8月8日月曜日
2011「声無き咆哮」
御伽の国のような平和な空気を切り裂く咆哮
美しくも無人の廃墟と化した城の上を
巨大なヘビが
静かに通り過ぎていく
2011年8月5日金曜日
2011「記憶の壁」
それは誰の心にもある
塗り固められ
隠し去ろうとしながら
知らぬ間に溶け出してしまう
記憶の壁
2011年8月1日月曜日
2011「シェルター」
廃墟だからこそ
心を閉ざさずとも
自分の身を
安心な空間に
置くことができるのかもしれない
2011年7月23日土曜日
2011「岸壁の古城」
岸壁にそびえる古城
神殿かもしれない
その水面部分には
内部へと続く洞窟が
口を開いている
洞窟のかすかな光と
水面に映る木々の影が妖しい
2011年7月17日日曜日
2011「ちぎれ飛ぶ峡谷」
重力の異常か
分子レベルの崩壊か
異界の侵入か
静かな海沿いの峡谷は
ちぎれていく
もの凄い速さで
ボロ布のように
2011年7月13日水曜日
2011「着水」
この海上の廃墟は
空も海も境目無しに泳ぎ回るクジラくんの
隠れ家なのかもしれません
出入り口は天上の穴か
海中のどこかにある亀裂かな
海上に廃墟を置いて
外からではなく内側から外を眺めてみた
天上に穴が開いているのがわかった
そこから空が見えるのを活かそうと思った
天上の材質は金属だが
光の加減で木目のある木のように見える
これも面白いと思った
この空間にふさわしいものは何か
それが最後のポイントだった
この背景に負けない存在感が欲しい
そしてクジラが登場した
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