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2016年10月25日火曜日

2016「夢見る街」


かつて栄えていた港町か、
それとも軍事施設か……。
でも今はただひっそりと
建物だけが残っている。
そして、のどかな日差しの中で
昔の夢を見ている。


2016「光輪」

   
その山のいただきからは、
何か不思議なものが見えるという。


2016「four trees」


来たことがあるかどうかではなく、
この場所をわたしは知っている。
この景色や空気や光を
なぜかとても懐かしく思うから。


2015「巣 - nest -」


わたしはここでしか生きられないのだ。


2015「楼閣」


異様な姿とは裏腹に、
どうしても登ってみたくなる場所。


2015年10月7日水曜日

2015「摩天楼の谷」


摩天楼に埋め尽くされた山々
でもそこにはもう
誰も住んでいないのかもしれない


2015年10月5日月曜日

2015「目」


それは「目」と呼ばれている。
中央の「瞳」の部分は、
最初はなかったと言われる。
閉じていた目が、開いたのだろうか。


2015「隠れ家」


ただサラサラと
葉っぱの音だけが聞こえる


2014年6月18日水曜日

2014「永遠の回廊」


永遠に続く
安らかな
何も無い風景
天国というのは
こんなところかもしれない


2014年6月17日火曜日

2014「萌え出ずる森」


どんよりした空に薄暗い山の陰
その山裾からまるで新しい命があふれ出るように
明るく力強く広がる木々

良く見ると家々も散在しているのである

明るいとか暗いとか
単純に言えない不思議な風景になった

2014年5月11日日曜日

2014「the day after」


そこにあるのは平和か虚無か絶望か
でもきっと優しい風が吹いているような気がする


2013年11月25日月曜日

2013「桜の園 II」


満開の桜と
地面や水面に広がる桜の花びら

この世の眺めとは思えない
やはりここは黄泉の国か…

日本画のような世界

2013年11月16日土曜日

2013「桜の園 I」


桜の樹の下には
 屍体が埋まっていると言ったのは
梶井基次郎であったけど
それならここはさしずめ
死者の楽園というところであろうか


2013年10月12日土曜日

2013「Burning Sky」


その山の向こうに
どこか別の世界に通ずる入口が
開いているのかもしれない

オブジェクトを変えずに
二種類のレンダリングを行い
Photoshopで重ねるという
初の試みによる作品


2013「Blue Sky」


ここは地球のようで地球ではない
あるいは地上のようで地上ではない
見上げると球状の物体が連なって浮かんでいる


2013年9月22日日曜日

2013「Twilight Towers II」


空間をコントロールしているタワー群

世界は謎に満ちている


2013年9月20日金曜日

2013「Twilight Towers I」


それはランドマークか
あるいは住居か
あるいは要塞か

空気は澄み
辺りは静まりかえり

動くのはわずかに揺れる水面だけ


2013年9月17日火曜日

2013「発進!」


「海底軍艦」の轟天号のように
空中を静かに航行するのは
ネモ船長が舵を取るノーチラス号である


2013年9月7日土曜日

2013「稜線を越えて」


キラキラと水面が光る海へ
樹々で覆われた岩山を越えて行く

この岩山は小さな島で
こちら側に入り江があるのだが
向こう側に行くには
島を回り込まなければならない

でも飛行船ならひとっ飛びだ

  樹々が織り成す様々な緑の色合いが美しい

2013年9月3日火曜日

2013「Green Dome」


Daytime



Daybreak

 樹々が不気味な模様を描くドーム
そこに向かう一本の道
森の先には海が広がる
その向こうは世界の果て
あるいは別の世界の始まり